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2009年04月12日

夏に向けて…他

日が長くなるに従い、畑の冬野菜も花を付け、実を結ぼうとしている。
一畝残ったホウレン草、取り残されている大根の畝、芯が割れ花が咲き出した
取り残しのキャベツの数々。

本日、全ての冬野菜の鋤き込み処理をしたのであった。
我が家の農業…有機物、微生物との共生共存の農業では
毎年の期末作業でもある。

昨日の無農薬米栽培田のレンゲ草にしても、今日の野菜残渣の
すきこみにしても次なる夏野菜、そして秋の終りの夏野菜の
鋤き込みにしても、変わる事の無い普通どおりの作業でもある。

レンゲに群がる蜜蜂にしても、すきこんだ野菜を初期処理する
土中ミミズにしても、はたまた、野菜に悪戯をする環境微生物も
大切な地球の生き物である事に代わりは無いのだ。

要は何処で折り合いをつけるか、我慢するか、処理するか…
基準は各々の日々の生き様と同じように感ずる。

で、…昨日の蜜蜂の話。
此処福岡県で必要とするのはイチゴ農家、なす農家などの施設園芸
を行う農家と、一般果樹…梨にぶどうに…後は良く解らんが、
全国的に不足する蜜蜂を各農家は養蜂業者との熱い戦いを展開中
らしいのである。

この件は新聞やメディアで報道の通りであろうが、問題は原因。
昨日は適当に書いたのであるが、やはり第一因は農薬だろう。

この農薬は蜂そのものより蜂に寄生し蜂の増殖に深刻な影響を与えている
ダニの存在。

このダニは恐らく農薬の抗性を強く持ったというか強くなった耐性ダニなんだろう。
そのほかにも蜜蜂の目的の花蜜が除草剤などで集蜜花場が少なくなっていく事
果樹への消毒(随分と昔より減ったのでは有るが我が家の畑を見る限りそう思うのである)。

二つ目…余り触れたくないが国策(外国の病気を持ってくる…確かに…有るかも…)。
今まではオーストラリアから女王蜂を輸入していたのであるが…。
養蜂業界も色々あるようで…。


又、環境ホルモン(過っては各家庭などで家庭のゴミを償却していたし、今でも
早朝や夕方に黒い煙の野焼きを見受けるのである)の影響も優性遺伝の法則を
犯しているのではないのか…これはオイラの憶測なので有るが…

まあ、原因は複雑に絡んでいても、今、我々に出来る事は、必ずあるはず。
有機農業研究会、大地と命の会等々有るのでまだまだ捨てた物でもないのであるが。


          今日は此処まで…かな?

  

Posted by 百姓屋 at 21:34Comments(4)野菜、果物